電気料金の高騰に備える!電気を自給自足する家づくり - 山形のスマートハウス、リーフ住宅

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電気料金の高騰に備える!電気を自給自足する家づくり

 

今、日本のエネルギー事情が大きな転換期を迎えていることをご存じでしょうか?

「電気料金が高く困っている」というご家庭も多いかと思いますが、今後もますます電気料金は高くなると予想されています。

家族の暮らしを守るためにも、これまでの常識で電気料金について考えるのではなく、電気を自給自足する住まいについて考えてみましょう。

なぜ高騰する?電気料金の基本的な仕組み

なぜ最近、電気料金が高くなっているのでしょうか?その疑問を解決するには、各家庭に請求される電気料金が、どのように計算されているか知っておかなければなりません。

【電気料金の基本的な計算方法】

電気料金=基本料金+電力量料金+燃料費調整額+再生可能エネルギー発電促進賦課金

このなかでも「燃料費調整額」と「再生可能エネルギー発電促進賦課金」は聞き慣れない人が多いかもしれません。それぞれ説明していきましょう。

燃料費調整額とは?

日本の発電は、火力発電が約4分の3(※)とメイン。そして火力発電に必要な石炭・石油・ガスなどの燃料は、すべて海外から調達しています。

そのため世界の政治経済や為替の動きによって、調達する燃料価格が大きく変動します。最近であれば、ロシアのウクライナ侵攻によって安定した燃料調達が難しくなり、価格が上がりましたよね。

このように燃料費が基準額を上回ったときに、プラスで請求されるのが「燃料費調整額」です。

今は燃料費調整額の上限が設定されていますが、上限撤廃する電力会社も増えています。そうすれば、さらに電気料金が値上がりするでしょう。

経済産業省|令和3年度エネルギー需給実績によると、令和3年度の発電電力量の構成は火力(バイオマスを除く)が72.9%。令和2年度は76.3%。

再生可能エネルギー発電促進賦課金とは?

2011年東日本大震災の後、太陽光発電などの再生可能エネルギーの推進が行われました。

2012年には再生可能エネルギーで作られた電気の「固定価格買取制度(FIT)」をスタート。電力会社が電気を一定価格で買い取ると、国が約束する制度です。

この買取価格を補填するために各家庭から「再生可能エネルギー発電促進賦課金」として徴収しています。

再生可能エネルギー発電促進賦課金も年々値上がり、2012年度当初と比べると、2022年度までに約15.7倍にもなっています。(※)これからも値上げがつづく可能性が高いでしょう。

東京電力|再生可能エネルギー発電促進賦課金単価によると、2012年度の再生可能エネルギー発電促進賦課金は0.22円/kWh、2022年度は3.45円/kWh。

従量電灯プランは電気を使えば使うほど割高!

一般的なお買い物では「まとめ買い=安くなる」という感覚がありますよね。しかし電気料金には、この感覚が当てはまりません。

たとえば東京電力「従量電灯B」は、太陽光発電を設置せずに電気・ガスを使用する家庭向けのプラン。たくさん電気を使うほど、基本料金も1kWhあたりの価格も高くなる仕組みです。

出典/東京電力エナジーパートナー|従量電灯B・C

単価を上げないために節電を意識するのもいいですが、必要な電気まで使えないのは本末転倒。電気を自給自足して、電力会社から買う電気を減らすのがよい選択肢になるでしょう。

深夜電力プランはお得じゃなくなった?

従量電灯プランの他には、「深夜電力」というプランを目にすることが多いでしょう。これはガスを使わないオール電化住宅向けのプランです。

原子力発電は発電量を調整できないので、人があまり電気を使わない深夜の電気量が余ってしまいます。そこで日中の電気料金よりも深夜の電気料金を安めに設定した深夜電力プランが登場。オール電化住宅の場合は、深夜電力でお湯を沸かして貯めておき、そのお湯を翌日に使うというわけです。

しかし東日本大震災以降は、原子力発電ではなく火力発電がメインになりました。割引メリットがない深夜電力プランは、見直しが必要になってきています。

電気料金の値上がりに対抗!電気を自給自足する住まい

ロシアのウクライナ侵攻で、燃料費調整額は値上がり。東日本大震災で原子力発電から火力発電メインになったので、深夜電力プランのメリットも小さい。

今後も電気料金の値上がりは続きそうなので、今までと違った新しい考え方が必要になります。そこでおすすめしたいのが、電気の自給自足です。

電気は自給自足できる!

家庭で使う電気は、太陽光発電で自給自足することができます。初期費用は掛かりますが、いずれつけるのであれば早く設置したほうがお得です。

電気料金を節約するために、必要な電気を切り詰めて生活する。そんな毎日から脱却して、地球温暖化を食い止める、地球にやさしい家づくりをしていきましょう。

ZEHの先をいく「スマートハウス」という発想

「ZEH」とは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略。高気密高断熱の家に、省エネ性能の高い設備を採用することで、そもそもの家で使う電気を減らします。さらに太陽光発電で電気をつくることで、「自宅で消費する電力をプラスマイナスゼロにする」という考え方です。

しかし太陽光発電だけだと、夜間や雨の日は電気の自給自足ができません。そこでプラスして取り入れたいのが、蓄電池やEV車など電気を貯められる設備です。このように夜間や雨の日も電気を買わずに、さらに自給自足の割合を増やせるのが「スマートハウス」です。

関連記事:新しい時代の到来!省エネを実現する「スマートハウス」とは?

 

電気の自給自足でスマートな暮らしを手に入れよう

残念ながら、これからも電気料金の高騰は続くでしょう。これからは「賢く電気を創って、貯めて、使う」スマートハウスの時代です。

私たちは急変するエネルギー事情に対応するべく、2030年を見据えた暮らしをご提案しております。興味を持たれた方は、ぜひ一度V-Smart Houseモデルハウス展示場に足を運んでみてくださいね。


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