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住まいの温度を均一に保つ方法は?健康で快適な空気環境をつくる

家族が健康にすごせる快適な住まいをつくるには、空気環境がとても大切です。そのなかでも注目したいのが、お部屋の温度を均一に保つこと。

今回は新築時に知っておきたい、住まいの温度を均一に保つ方法についてお伝えしたいと思います。

快適な住まいのキーワードは「室温が均一」!

冬にエアコンで暖房しても、顔まわりだけ火照って足元は冷える。真夏はエアコンが効いたリビングだけが涼しくて、2階の寝室へ上がるとムワッと蒸し暑い。そんな経験はないでしょうか?

このように快適に過ごせない原因は、理科の時間に習った「シャルルの法則」。あらゆる物質は温度が上がると膨張するので、比重が軽くなります。冷たい空気は重たいので下に降り、暖かい空気は軽いので上昇するのです。

そのため家の中の空気が停滞していると、自然と足元が冷えていきます。スリッパをはかなければ床が冷たかったり、エアコンで暖房をつけても上半身ばかり暑くなってのぼせてしまう……これでは快適にはすごせません。

昔から「頭寒足熱」が健康にいいといわれますが、その逆になってしまう住まいは非常に多いのです。ご家族の冷え性を解消して、健康で快適に暮らすためには、室温を均一に保てる工夫が必要不可欠です。

住まいの空気の温度を均一に保つ方法は?

ではどのような工夫をすれば、足元ばかりが冷えることなく、室温を均一に保てるのでしょうか?

ポイント1:室内を「正圧」に保つ

住まいの空気が停滞するのはNG。自然と暖かい空気が上昇して、温度差が生まれてしまいます。

そこで大切になってくるのが、家の中がたっぷりの空気で満たされた「正圧」に保つことです。正圧だと空気が常に動くので、暖気や冷気が停滞しにくくなります。

一般的な住宅では「第三種換気システム」といって、排気のみ機械でおこなうシステムがよく採用されています。これだと自然吸気なので、家の中が「負圧」になってしまうことも少なくありません。

住まいを正圧に保つには「気圧調整式第一種全熱交換気システム」を設置するのが効果的です。家の中の空気環境を測定するシステムが搭載されており、給気量と排気量の両方を自動でコントロールして正圧を保ちます。

ポイント2:建物に「風道」をつくる

一般的な第一種換気システムで、新鮮な空気を運ぶのは、直径10cmくらいのダクト。ダクトを増やせば増やすほど送風パワーが分散し、換気ユニットから離れた部屋に送風すると、光熱費も高くなってしまいます。

住まいの正圧を保ちつつ、省エネで大量の空気を家じゅうに送れるのが、建物にダクト100本分の「風道」をつくる方法です。

換気ユニットから出た空気は基礎を満たし、そこから溢れた空気は風道を通って2階まで送られます。細いダクトのようにパワーが分散することもなく、住まいを快適な室温に保つことができます。

ポイント3:床下を暖かい空気で満たす

冬に床がひんやりする1つの原因が、「基礎パッキン工法」です。一般的な木造住宅では床下に湿気がたまるのを防ぐため、基礎と土台の間にパッキンを挟んで床下に風が通るようにしています。

しかしこの工法では床下に冷気が入ってくるため、床も冷たくなってしまうのです。もちろん床暖房などで底冷えを軽減できますが、余計なエネルギーを使ってしまいます。

そこで有効なのが、換気ユニットで熱交換された暖気を基礎内へ給気する方法です。基礎内を暖かい空気で満たし、基礎内に接する床材を一気に温めます。まずは床を温めた後、1階や2階へと暖気を送ることで、省エネしながら床暖房のような暖かさを実現できます。

住まいと家族をコロナウイルスから守る空調機器

住まいを快適な温度に保つことは、家族の健康な暮らしにつながります。それに加えてウィズコロナ時代に取り入れたいのが、住まいの空気からウイルスを除去するシステムです。

換気システムのフィルターの目を細かくすると、ウイルスを取り除きやすくなります。しかし目が細かすぎると、スムーズに空気が通れなくなり、住まいの「正圧」を阻害しかねません。

そこでおすすめしたいのが、ウイルスを不活化する「UVC-CCFL(紫外線照射光源)」を搭載した換気システムです。UVC-CCFL(紫外線照射光源)は、実際に医療現場や空港の手荷物検査場などでも活躍しています。

快適な住まいの空気環境をモデルハウスで体感しよう

住まいを均一な室温にキープするには「気圧調整式第一種全熱交換気システム」で住まいを正圧に保つことが大切です。さらに建物に風道をつくったり、基礎内を暖かい空気で満たすことによって、冬も家じゅうが心地よい暖かさに包まれます。

また換気システムのフィルターを細かくしすぎると空気が通過しにくくなるため、ウイルス対策のためには換気システムにUVC-CCFL(紫外線照射光源)を搭載するのがおすすめ。家の中をきれいな空気で満たすことができます。

こういった住まいの心地よさは、モデルハウスで体感していただくのが一番です。

山形県天童市のV-Smart Houseモデルハウス展示場では、次世代スマートハウスの性能をご体感いただけます。最新の断熱・気密や換気性能、防災や省エネについてご興味のある方は、ぜひ一度お越しください。


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