健康な家づくりの最重要キーワード「空気環境」について考えよう - 山形のスマートハウス、リーフ住宅

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健康な家づくりの最重要キーワード「空気環境」について考えよう

コロナ禍で健康について考える機会が、今まで以上に増えましたよね。「空気を入れ替えるためにこまめに窓を開けるようになった」「家に空気清浄機を置くようになった」という方も多いのではないでしょうか。今回は家族が長く健康に暮らしていくための空気環境について考えてみましょう。

なぜ住まいの空気環境が大切なのか?

空気のきれいさや温湿度の違いは、家族の健康に大きく影響します。

例えば「リビングは暖かいのに、廊下やお風呂は寒い」といったように家の中に大きな温度差があると、血圧は急激に上下します。ヒートショックといって、急な温度差は脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こすこともあるのです。

また温度差による結露は、カビの繁殖にもつながります。空気中のカビ胞子を吸って、喉が痛くなったりアレルギー症状がでたりといった健康被害も考えられるでしょう。

ウイルスや菌への感染を防ぐために、「空気環境」について考えることが大切です。

住まいの空気環境で着目したい3つのポイント

住まいの空気環境で特に気をつけたいのは「温度と湿度・きれいさ・正圧と負圧」の3つです。

ポイント1:温度・湿度

まずは部屋間での温度差をつくらないことが大切です。家全体の気密性・断熱性を上げることで、家じゅうどこにいても快適な温度に。ヒートショックや熱中症などのリスクを減らすことができます。

そして家の中の湿度は、40〜60%くらいに保つといいと言われています。湿度が高すぎるとカビやダニが繁殖しやすく、湿度が低すぎるとウイルスが繁殖しやすくなるので注意が必要です。

ポイント2:きれいさ

新鮮な空気を常にとりこむには、窓開け換気だけでは不十分。換気システムで空気の流れをコントロールすることで、窓を開けられない夜間にも空気を入れ替えることができます。

そして外気にも花粉やPM2.5など、目に見えないものが含まれています。フィルター付きの換気システムなら、見えない外敵を家の中に持ちこまずに、常にきれいな空気環境ですごせるでしょう。

ポイント3:正圧・負圧

最近よく耳にするのが、低気圧で体調を崩してしまう「気圧病」です。雨の日に頭が痛くなったり、梅雨や台風の時期は体がだるく感じたりと、心当たりのある方も多いのではないでしょうか。

家の中の空気も「正圧=たっぷりと空気で満たされて外気よりも気圧が高い状態」に保つのがおすすめ。反対に「負圧=外気よりも気圧が低い状態」だと具合が悪くなったり、外の暑さや寒さが入ってきます。

きれいな空気環境をつくる換気システム

きれいな空気環境をつくるのに欠かせない換気システム。住宅で使われるのは、主に次の2種類です。

・第一種換気システム:給気と排気の両方を機械でする

・第三種換気システム:排気のみ機械を使い、給気を自然に行う

おすすめしない換気システム

あまりおすすめしないのは、第三種換気システムです。家の中の空気を機械でどんどん外へ出して、室内が「負圧」になることで、給気口から自然と新しい空気がとりこまれます。そのため気圧の変化に弱い方だと、具合が悪くなってしまうこともあるでしょう。

また第三種換気は、外気の暑さや寒さがそのまま入ってくるのもデメリット。寒いからといって換気口を閉じると、換気不足や壁内結露の原因になります。

おすすめな換気システム

おすすめしたいのは、第一種換気システム。給気も排気も機械で行われるため、換気不足の心配はありません。

ただし第一種換気システムでも、家の中が「負圧」になってしまうことがあります。常に「正圧」に保つには、給気・排気のそれぞれに専用モーターがついた「気圧調整式第一種全熱交換気システム」がおすすめです。

パナソニック株式会社の「気調システム」は、独自技術で屋外と住宅内の温湿度を測定し、給気量と排気量を調整してくれます。

きれいな空気環境の住まいで暮らすための注意点

換気システムの設置とともに次のようなポイントに気をつけて、マイホームのきれいな空気環境を保ちましょう。

注意点1:換気ユニットに害虫を入れない

害虫が換気ユニットのフィルターにひっかかって目詰まりすると、花粉やPM2.5を除去する効果が半減してしまいます。

害虫が入ってくるのを防ぐには、換気ユニットの室外側に「サイクロンフード」を設置するのが効果的。虫やごみを外に出すことができます。

注意点2:掃除しやすい場所に設置する

小屋裏に換気ユニット本体を設置することも多いですが、メンテナンスの手間がかかるもの。月1回のフィルター掃除のたびに、脚立を使って天井の点検口を開けなければなりません。

そのため換気ユニットは、1階床下の密閉された基礎部分に設置するのがおすすめ。メンテナンスがしやすく、気流を嫌うハネアリの除去にもつながります。

注意点3:常に空気を動かし足元を冷やさない

「暖房を入れると、頭がぼーっとする」なんてことはありませんか?冷気は重く、暖気は軽いので、足元は冷えやすく頭の方が暑くなりやすいのです。

快適にすごすには、家の中を「正圧」にして、空気が常に動いている状態をつくることが大切。足元から頭上まで温度が均一になるので、冷え性の方や冷暖房が苦手な方も快適にすごせます。

空気環境まで深く考えた家づくりをしよう

家族の健康を守るためには、快適な空気環境をつくることが大切です。室内の気圧や温湿度が一定に保てて、常に新鮮な空気をとり入れられる換気システムを導入しましょう。

今は24時間換気システムの設置が義務化されているので、どんな住宅会社でも換気システム自体は設置しています。しかし、採用しているシステムは会社によってさまざま。

何も考えずに選ぶと「フィルター掃除がしづらくいつも汚れている」「換気システムをつけると寒い」「気圧が下がって具合が悪い」といった不満がでてくることもあります。

家を建てるときは間取りや内装だけでなく、家族の健康まで考えた家づくりをする会社を選びましょう。

V-Smart Houseで採用しているのは、きれいで快適な空気環境をつくる気圧調整式第一種全熱交換気システム「エクリア」。山形県天童市のモデルハウス展示場にご来場いただくと、こちらの換気システムでつくられる家の心地良さをご体感いただけます。


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